Anker PowerCore 10000とPD Redux 25Wの違いとは？

Ankerのモバイルバッテリーの中でも人気の高い「Anker PowerCore 10000」と「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」はどちらもコンパクトで高性能な製品ですが、両者の違いについて疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

本記事では、Anker PowerCore 10000」と「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」の違いについて、実際に購入した経験も踏まえて解説します。

Anker PowerCore 10000とPD Redux 25Wとは？

Anker PowerCore 10000の特徴

製品名	Anker PowerCore 10000
容量	10,000mAh
出力ポート	USB-A（最大12W）
入力ポート	Micro USB（最大10W）
サイズ	約92 x 60 x 22mm
重量	約180g

「Anker PowerCore 10000」は、世界各国で累計600万台以上を販売しているロングセラー製品です。

10000mAh以上のモバイルバッテリーでは、トップクラスの最小＆最軽量製品です。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの特徴

製品名	Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W
容量	10,000mAh
出力ポート	USB-C（最大25W） USB-A（最大22.5W）
入力ポート	USB-C（最大18W）
サイズ	約107 × 52 × 27mm
重量	約194g

「Anker PowerCore 10000 PD.Redux 25W」は、USB-Cポートに対応した25Wの高速充電を実現するモバイルバッテリーです。

USB Power DeliveryかつPPS規格に対応し、最大25W出力のUSB−Cポートと、最大22.5W出力のUSB-Aポートを備えています。

USB Power Delivery：USB規格の一つで、デバイス間の充電や電力供給をより効率的かつ高速に行うことができる規格です。
Ankerより

PPS規格：スマートフォンやタブレット端末などのPPS対応機器に対して20mV・50mA刻みで電圧や電流を変化させて流すことができます。
Ankerより

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの違い

ポートの種類

製品名	入力ポート
Anker PowerCore 10000	Micro USB（最大10W）
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W	USB-C（最大18W）

• Anker PowerCore 10000：モバイルバッテリー自体の充電はMicro USB（最大10W）。
• Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W：モバイルバッテリー自体の充電はUSB-C（最大18W）。

製品名	出力ポート
Anker PowerCore 10000	USB-A（最大12W）
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W	USB-C（最大25W） USB-A（最大22.5W）

• Anker PowerCore 10000：出力はUSB-A（最大12W）。
• Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W：出力はUSB-C（最大25W）とUSB-A（最大22.5W）。

急速充電の対応

製品名	USB Power Delivery
Anker PowerCore 10000
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W

• Anker PowerCore 10000：Quick ChargeやUSB Power Deliveryには非対応。
• Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W：USB Power DeliveryかつPPS規格に対応に対応。

サイズと重量

製品名	サイズ	重量
Anker PowerCore 10000	約92 x 60 x 22mm	約180g
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W	約107 × 52 × 27mm	約194g

「Anker PowerCore 10000」の方が約14g軽いですが、持ち運びやすさはほぼ同じでしょう。

価格

公式価格では「Anker PowerCore 10000」の方が1000円（税込）安くなっています。

価格帯は市場の変動がありますが、「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」はUSB-C PD対応のため、通常のPowerCore 10000よりやや高めに設定されていると考えられます。

どちらを選ぶべき？

標準的な充電がメインなら「Anker PowerCore 10000」

軽量で持ち運びがしやすく、容量も十分にあるため、日常的なスマートフォン充電には十分な性能です。

急速充電を必要としない方や価格を抑えたい方には「Anker PowerCore 10000」がおすすめです。

入力と出力のケーブルが異なるので、注意してください。

急速充電が必要なら「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」

急速充電が必要な方やUSB-C PD対応モバイルバッテリーを探している方には「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」がおすすめです。

モバイルバッテリーの充電も出力もUSB-Cで行えるので、USB-Cの端末をお使いの方やUSB-Cで揃えたい方にも非常におすすめです。

まとめ

製品名	Anker PowerCore 10000	Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W
容量	10,000mAh
価格	2,990円（税込）	3,990円（税込）
入力ポート	Micro USB（最大10W）	USB-C（最大18W）
出力ポート	USB-A（最大12W）	USB-C（最大25W） USB-A（最大22.5W）
重量	約180g	約194g
急速充電	非対応	Power Delivery対応

Anker PowerCore 10000とAnker PowerCore 10000 PD Redux 25Wは、それぞれ異なるニーズに応じた設計がされており、ポートの種類や急速充電に対応しているかどうか、価格などに違いがあります。

急速充電を必要としない方や価格を抑えたい方には「Anker PowerCore 10000」がおすすめです。

急速充電が必要な方やUSB-C PD対応モバイルバッテリーを探している方には「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」がおすすめです。

対応機種や付属するケーブルなどは公式サイトやAmazonなどの販売サイトをご確認ください。